こんにちは。フィルムバカ一代の「すずき」と言います。ありふれた苗字ですみません。 2011年、映画のデジタル化によって淘汰された
「フィルム」と
「映写機」 この2つの物質は100年の時を経て、さらなる進化を求め
ネクストステージへ向かいます。と勝手に思い込んでいます。 ということで、、、 「フィルム映写機」の新たな可能性を探る「
コラボ企画!」を募集してます。表現者の方々、アーティスト、クリエイターの方々、
ジャンルは問いません。
「化学反応」起こしませんか?掛け合わせることで生まれる新たな「価値」
デジタル時代に淘汰されたフィルムですが、
デジタルな時代だからこそ、新たな価値を生み出せるんじゃないかと。 フィルムや映写機に懐かしさを感じるだけじゃなくて、もっと面白いこと、ワクワクすることがフィルムで出来たらと。そんなふうに考えています。 今の時代、ただ映画を上映するだけなら、ぶっちゃけ
プロジェクターで十分です。フィルムと映写機と異質な
「何か」を掛け合わせることで生まれる新たな価値。 それが「何か」は試してみなければわかりません。「そんなことして何になるの?」そんな疑問を投げかけるあなたに用はありません。ゲラウト!
なんでもありで。
やったことのあるコラボから、やったことのないコラボ。やってみたいコラボから、想像もできないようなコラボ。とにかく
なんでも、「あり」で行きたいなと。枠にとらわれずにいければと。
掛け合わせてみたこと
フィルム上映×活弁
現代の「活弁上映」はプロジェクターで上映することが多いみたいですが、昔はフィルム(それこそ手回し映写機)でした。このコラボは楽しい!最高にロックでした。
福井「ステーキ鐵船」にてカツベン×フィルムのコラボ上映会 フィルム独自の空気感が作り出せます。全国の活弁士さん!是非誘ってください!
デジタル×フィルム
フィルムのデジタル化は多いですが、デジタルのフィルム化(キネコ)に挑戦してみました。 sizutarou氏にデジタルアニメーションを制作してもらい、それを
16mmフィルムカメラで撮影しフィルム化→現像→上映会を行いました。
東京芸大で「ぼくらシアター」16mmフィルム「キネコ」を行ってきましたフィルム上映×ソロキャンプ
キャンプ×フィルム上映の相性は最高。えっ!?モバイルプロジェクターっていう便利なものがあるのに?そう、だからやるのです。だからやる意味があるのです。 便利な時代だからこそあえてやるのです。もっとクレイジーになれよ!
2020年を締めくくりに「たったひとりの野外フィルム上映会」を開催してきました。 でも正直、ひとりぼっちは寂しかったです。
掛け合わせてみたいこと
・フィルム映写機×太宰治 フィルム映写機でサイレント上映しながら、太宰治の朗読。儚さと相性がいいんではと?
・フィルム映写機×ライブバンド ギターやアコーディオンとか、演出でフィルム映写機を動かしてみたり。ロックバンドと一緒にローリングしたり。究極の、セッション。いいね。
・フィルム映写機×ひょうたん ひょうたんを大量にぶら下げた部屋でフィルム映写機を回してみたり…
・デジタル上映とのコラボも→
「映写機とプロジェクター」を使ったハイブリッド上映とかやってみたい・フィルムと映写機と静岡おでん おでんが好きです。おでんくんの名言→「自由って何?」
・フィルムと映写機とタピオカ 流行ってましたね、、、。 こうなんていうか「空間全体を楽しめる」ような事をしてみたいなと。
既存の価値観に囚われず、やってみて、混ぜてみて、その化学反応を楽しめたらと。(爆発するかもしれませんが)
あとがき
100年の間、人々を楽しませてきた「フィルム」と「映写機」、2011年にデジタルプロジェクターにバトンを渡してからは、ひっそりと表舞台から姿を消しました。いや、そもそも表舞台にも立っていない。ずっと舞台裏、そう裏方だったわけです。ずっと映画を支えてきた縁の下の力持ちです。ひっそりとフェードアウトしていくのもまた美学かもしれませんが、なんかこうちょっと待てよ!とそんな思いでこの企画を立ち上げました。 新しい価値を生み出すことで興味を持ってもらえて、結果的に「フィルムや映写機」を守ることにつながればいいなと。では、ひとつよろしくね。
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