何時間眠っても疲れはとれないし、近頃は道草せず家に帰る僕だ。
そんな歌を口ずさみなから、仕事帰りにファミマへ。
理由はこちら。
水色の背景をバックに爽やかにスマホ(ファミペイアプリ)から現れたこの物体。
「スフレ・プリン」
実店舗でも、スイーツコーナーのメインフィールドに鎮座していました。
なんというのでしょうか、あたかも当たり前に、何千万年も前からそこに存在していたかのような、、、
それでいて、この感情に訴えかけてくる「優しさと愛しさと心強さ」
「ふわしゅあ♪」って。
30過ぎてから、いや、20代後半あたりから忘れてしまった感覚。
「ふわしゅわ♪」
言葉はコトダマ。さらに、、、、
「おいしい音がする」&「耳を澄ますとふわしゅわ」
まじで、、、やさしい。ここちよい。
しかし、同時にこんな思いも込み上げてきたのです。
しかし、「ふわしゅわ」だけじゃありませんでした。
「製法へのこだわり」手間がかかる為、一般家庭では敬遠される湯煎焼きで、、、
「手間暇かかってるだと!?」
一般家庭ではつくれねえだと!しょせん下々のものにはありつくこともできねえ「スイーツ」だと!
上流階級の物しか食えねえ「スイーツ」ですよ!ってか!マーケティングセンスハンパない。すみません、つい取り乱してしまいました。
しかしながら、、、
この税込み278円というお値段。
家族持ちの私には、150円のシュークリームを買って帰るだけでも財政を圧迫するというのに、、、278円って、、、。
『なんか、旨そうに見せつけているだけでしょこれ』
確かに、利益を上げるために新しい製品を開発しなきゃならない気持ちもわかる。
ファミマの開発部の方があーでもないこーでもないと、日夜、汗を流している姿も浮かんでくる。
売る為に「それっぽくおいしそうに」しなきゃならないのもわかる。
でも、、、
278円は絶妙に高いんだよ!
「ハーゲンダッツクラス」なんだよ。さらには「サーティワンクラス」なんだよ。
庶民には、マムで4割引きの「パピコ」または「スーパーカップ」を100円以下で買うのがやっとなんだよ。
すまねえ。ほんとうにすまねえ「スフレ・プリン」
わかってる、わかってるんだよ。
ただ、俺だって負けるわけにはいかないんだよ。
このコロナ禍で明日の事さえもわからないこの世界で。
家族のために、おれは生きていかなきゃならない。
でも、最高の「マーケティング」だったよ。
もうなにが言いたいのかわかんねえよ。
とにかく長い戦いだった。
もう「スフレ・プリン」でも、「プリン・スフレ」でもない。
「スフレ・プリン」を超えた、スフレのようなプリンを味わったといっていいくらいお前とわかりあったんだよな。きっと。
「ふわしゅわ♪」
とにかく、待ってってくれよな!いつかきっと、お前を味わえる男になってみせるからよ!
友よ。ありがとう!また会おう。
あとがき
この後、結局プッチンプリンを買って帰りました。誰か、食べたらどんなだったか教えて下さい。
めっちゃ気になります。
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