『かつての水面と森の映画祭2024』フィルム上映会リポート

「フィルム」と「映写機」で面白いことを

埼玉県の毛呂山町で行われた映画祭にて16mmフィルム上映を行って参りました。

今回は山の中!ということで、、、想像以上の過酷な現場でしたが(笑)と同時に最高に思い出に残るフィルム上映会になりました。では、どうぞ!

映写機やらなんやかんやを積み込み、いざ、静岡→埼玉毛呂山(もろやま)まで。ずっと「ケロ山」って呼んでました。すみません!
早朝の空に「フィルム雲」(富士山の右上に渦巻いている雲が見えますでしょうか、フィルム雲です)が出現してました。

途中のサービスエリアで水分補給。心がホッとしました。

ハイ、到着!通称、映画祭のフジロックです。

こんな素敵な冊子まで。

「黒猫の尻尾」と呼ばれるエリアでの上映。まさに「黒猫映劇」のホーム!これはやらないわけにはいきません!想像以上の山の中!ワクワクが止まらない!

もうほんと想像以上に山の中!台車がまったく進みません。山をなめてはいけません。今回サポートしてくれたMちゃんが汗だくで押してくれました。ありがとう!

森の中に現れたスクリーン!いい感じです。映写機を運ぶのとセッティングに必死で写真など撮ってる暇なしでした!この時点で筋肉が悲鳴を上げていました。

本日の主役です。テストをするも明るすぎて、映せない!重い、暗い、映らない!まあ、これは想定内!投射距離は感でいきます。

鎮座する映写機様。こんな山の中で上映するのが夢でした。さあ、夜を待ちます。

酒のみたい!ビールのみながらとか最高です。絶対。次はお客さんで来たいなと(笑)

ゴリラ発見です

夜がやってきました。幻想的な空間が広がります。

照明がきらびやかで歩いてるだけでも気持ちいい

この先で映画上映会なんて最高だね。途中には様々な演出もあり、会場を盛り上げます。

森の中での上映が始まります。「野外映画」っていいですね。ちょっとした異世界感を感じます。

出番を待つ選りすぐりのショートムービー

真夜中の16mmフィルム上映会スタート

午前0時、フィルム上映会がスタート。必死すぎて写真がブレブレです。今回は映画の歴史、フィルムの歴史なんかも一緒に説明させていただきました。

当日は雨がパラパラ降っていて、途中、「上映中止」もよぎりました。フィルムを守るため、傘を差しながらの上映です。本当に雨が降ったり、泥だらけでめっちゃ大変でしたが、、、経験値が120くらいあがりました

はい、おつかれさまでした。上映後は映写機の写真を撮影する若者も多く、フィルムや映写機に興味を持ってくれたことが、嬉しかったです。

今回の映画祭のテーマは「五感で感じる映画祭」ということで、、、フィルム映写機の音、光、匂い、空、山、大地、空気、地球、宇宙、、、を味わえたかと!

あとがき

映画祭はボランティアの方々も多く、学生さんも多くみられました。装飾とかも大変ですが、皆さん目がキラキラしていて「本当に映画を愛しているんだなぁ」とおっさんは嬉しくなりました。

本当に素敵なご縁をいただきありがたい限りです。映写機の回が円になり縁になりました。

映画祭プロジェクトの皆様、また久保田さまには、企画段階から、いろいろ相談にのっていただきサポートしていただきました。この場を借りて感謝申し上げます。

今回の上映会でわかったことは、くっそ重い映写機を運ぶための「筋肉の大切さ」です。ということで、、、しばらく筋トレに励みます。では、最後までありがとうございました!

これからも、「フィルムの不思議な魅力」を伝えていきまっせ!