東京芸大で「ぼくらシアター」16mmフィルム「キネコ」を行ってきました

横浜馬車道にある東京芸術大学で、シズカン2019in用宗で上映するアニメーション「ぼくらシアター」のキネコ（デジタル→フィルム）を行ってきました。

キネコを行うのは、「フィルとムー」に続いて２作目。前回同様、プロカメラマンの荒木泰晴先生にお願いし、16ｍｍフィルムカメラを使い撮影しました。

１６ｍｍフィルムカメラ「アリフレックス」

今回使用する16mmフィルムカメラ「アリフレックス」いつみてもかっこいい。

プロカメラマンの荒木泰晴先生。露出をはかっています。

3月19から4月２日までアラスカで８Kオーロラを撮影していた荒木先生。８Kのオーロラ見てみたいです。

こんな感じです。ファインダーを覗くとワクワクします。

まっくらの中、フィルムカメラの音だけが聞こえます。高額なフィルムを使っての撮影、デジタルように簡単に撮り直しができない為、失敗は許されません。緊張です。

途中でフィルムマガジンを交換。

6分ほどのアニメーションですが、100フィートフィルムを2本、前回撮影した余りの70フィートフィルムを1本使いました。合計３本使っての撮影です。

長さはギリギリ！足りてよかったです。

現像後は、フィルムを切ったり繋げたり。そして「1つの作品」にします。

無事撮影が終了。少しホッとしました。ただこれで終わりではないんですよね…。ここからは現像→編集をいう作業が待っています。

特別にフィルム編集機も見せてもらいました。フィルム映画の編集ってとても大変なんですよ！

撮影を終えたあとは、そのまま五反田にあるイマジカへ。東京にはラボがない為、大阪にあるラボでフィルムは現像されます。

なぜ、ラボが大阪だけなのか？それは「現在でも、京都で時代劇を１６mmフィルムで撮影している」からです。（荒木先生談）

どんな仕上がりになるか楽しみです。あとは、１６ｍｍフィルムカメラの使い方を覚えたいなと（笑）まずは、荒木先生の記事を熟読し勉強したいと思います。

「フィルムカメラ」に興味がある方は是非！