学生時代に青春を過ごした町、福井市で16mmフィルム上映を行いました。
しかも、今回は活動弁士の佐々木亜希子さんをお招きして
「カツベン×フィルム」のコラボ上映!
68年前のフィルム映写機にカツベン!と、かなりロックな上映会になりました。
では、どうぞ!
会場はステーキ鐵船(てっせん)
会場の「ステーキ鐵船」本館は明治6年創業の老舗料亭です。明治ですよ!創業150年ですよ!
セッティング!そしてリハーサル!
上映会のパンフレット。
裏方なのにしゃしゃりですぎ!
会場セッティング!
朝3時起きからの、、、車で福井からの、、くっそ眠い!かったですがそんな事言ってられません。気合でみんなで映写機もろもろを運びましたよ!
そして、、、活弁士さんが到着し、リハーサル開始!
上映作品は1925年の「オペラの怪人」のはずが、、、
周囲が明るすぎてほとんど画面見えず!
上映開始!
68年前の映写機では光量が足らず(暗いところでは映るけど、、、)画面が暗くなってしまう為、予備のキセノン映写機も使い急遽2台上映に変更。
70分の作品なので、途中で切り替えることに。ぶっちゃけ不安しかありませんでした(笑)
そして、、、
上映開始!
なんか、始まってすぐスピーカーからノイズがでるし、上映中は緊張の連続でしたが、、、
無事最後まで上映することができました!(パートカラーもあざやかに映ってよかった、、、)
ただ、映写機が部屋の後方だったので、フィルム映画の醍醐味である上映中の映写機を皆さんに見せてあげられなかったのが残念でしたね。
もっと映写機をスクリーンに寄せたかった…。(画面を大きくできるレンズがあれば!)
ここは、改善点かなと思いました。
そういった意味では、私の場所が1番絶景でしたね(笑)
圧巻のカツベン!
佐々木さんのカツベン、七色の声!すさまじかったです。これは見るべき!
本もいただきました!
上映後は晩餐会
上映会の後は、皆さんで最高のお料理を頂きました。至れり尽くせりです。
これは、もう、芸術品ですね。
もうね、これはね、、、「お肉」ですよ。ほんとに、美味しいものを食べると幸せになります。
「伝統」を伝えることの大切さ
上映会が終わって片付けが終わった後も、鋳物を職人さんが一生懸命磨いていました。
支配人の吉岡さんによると、今回のイベントは敷居が高いと思われている料亭に若い人にも足を運んでもらいたい。
そして、古き良き日本の歴史や文化を伝えていきたい。
との思いで企画したとの事でした。
門のところにイワシの頭があったり、茶器があったり、店内の至るところに「日本」の素晴らしさを感じるものがあって、細部まで「匠の技」を感じました。
日本って素敵だと改めて感じた上映会になりました。
鐵船の皆さんとパチリ。
今回のイベントを企画してくれた支配人の吉岡さん始め、代表、そしてスタッフの方々には本当に感謝です。ありがとうございました!
あとがき
「ご縁」って不思議です。
まさか福井でフィルム上映をするとは。ミエナイチカラを感じました。これからも、フィルムで繋がる出会いを楽しみたいと思います。
では、最後までありがとうございました。
ホテルからの「福井の町」の夕暮れ。ありがとう福井!
※追記
後日、達筆のお手紙を頂きました。本当に嬉しかった。便利な世の中で私達が忘れていた「大切なもの」に気付かされます。
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