こんにちは。ギニュー特選隊の「リクーム」です。
失礼しました。「黒猫映劇」と申します。2016年頃からフィルム映写機を使った「ファンタスティック上映会」をたまーに行っています。
『ファンタスティック上映会って何?』ってお思いでしょう。実は私にもわかりません。
例えるならば、、、摩訶不思議アドベンチャーってことです。ファンタスティック上映を体感した後は、きっと、あなたの心のドラゴンボールを手に入れることができるはず。
ということで、、、前置きはこのくらいにしまして、、、
今回はそんな移動式フィルム映画館「黒猫映劇」を支えるファンタスティポ!な機材達を紹介します。
では、どうぞ。
哀愁のモノラルスピーカー
こちらが映画の音を出す機械です。
5.1ch、7.1ch、ドルビーアトモス、、、どんどん進化する音響技術。最近の映画館は臨場感が本当にすごいですね!
しかしですね、私たちは忘れるわけにはいかないのです。まず「何が存在していたのか」を。
例えるなら、46億年前のこの地球上。私たち生命のはじまりを、、、。
たったひとつの単細胞生物から始まったのです。それは、今も私たちの遺伝子に悠久の記憶として語り継がれているはずです。
それをスピーカーに置き換えたのが「モノラルスピーカー」です。たぶん。シンプルこのうえなし!すべての基本です。
フィルム映写機 トランスフォーム前
こちらが映画を映す機械です。「フィルム映写機」っていいます。
しかも、、、トランスフォームします!
真空管アンプ搭載フィルム映写機 北辰「MR-6型」
北辰(ホクシン)っていうメーカーの映写機です。特徴は「真空管アンプ」を搭載していること。今はもう製造していません。
日本で動いているのは3台ほど!1952年製です。てことは68歳!
型番を言うのは「かっこいいから」です。型番でうんちくを語る人とかいますが、あまり好きではありません。「映写機の型番がどうのこうの」とかどうでもいいです。
大切なのは「ワクワクするかしないか」です。
このメカニカルな映写機が動くわけですよ。回る!光る!音がでる!ワクワクしないわけがない!
どんどんいきましょう!
移動式スクリーン1号!
こちらがスクリーン1号です。映す場所がない時はとっても役に立ちます。
ちなみに2号は「すべての映るもの」です。白い壁だったり、布だったり、映画が映せればなんでもよし!
16mmフィルム!(四角型ケース)
こちらが「16mmフィルム」です。こんなケースに入ってます。
16mmフィルム!(四角型ケース)
丸形もあります。かわいいね。
フィルム缶をあけると、「フィルム」が入っているよ。
リール!リール!リール!
これはフィルムを巻き取る「リール」。直径は32㎝。1600フィート(487.68メートル)の長さまで巻き取ることができます。
上映時間にすると約48分です。
スプライサー
これは「スプライサー」。フィルムを切ったり、繋げたりするときに使います。
「ブラシ」と「シュポシュポ」
フィルム上映が終わったあとの「映写機のお掃除(フィルムカスを取ったり)」で使います。機械はメンテナンスがとっても大事。古い機械は特に。
予備の電球 1000w
電球が切れたら上映できません。めっちゃいいシーンでランプが切れて「ばかやろー!」と言われない為にも。トラブルに備えて予備は必需品です。
革手袋
昔の映写機はとにかく重い!鉄の塊みたいなものです。映写機を「持ち運ぶ」ための強い筋肉&精神力&手袋です。
カチンコ。
正式名称がわかりません。そして実は使ったこともありません。なんとなくこれがあると「映画」って気分になりますね。
あとがき
ざっくりですが、こんな機材や道具を使って上映しています。
では、「ファンタスティックな上映会」でお会いましょう!
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