映画館の映写技師として働いていてとっても面白いと感じることがあります。
それは…「子どもの好奇心」
映写技師は仕事上、映写室の小窓から劇場の場内を見る事がとても多いのですが
子ども作品の上映前などに場内を覗くと、毎回、映写室を見上げている子どもと目があいます(笑)
たまにお互いに手をふったりしているのですが、やっぱり子どもの好奇心には関心させられます。
きっと、、、
「後ろの光が出てくる小窓がとっても気になるのかな」と。しかも誰かいる!と。
自分も、子どものころ映画を見に行った時は
「光が出てくる小窓の奥」がどうなっているのかとっても気になって
いたのを思い出させてくれます。
きっと大人になるにつれて、この「好奇心」は「当たり前の物」にかわって行くんだろうけど
目をキラキラ輝かせて、映写室の小窓を見上げている子ども達を見ると
「映写機を見せてあげたい」と心から思うのです。
子どもの好奇心は無限大です。
好奇心は想像力を豊かにする、夢をかなえる原動力です。
大人になるにつれて、心のどこかにしまいこんだ好奇心。
でもそれはしまってあるだけで、消えてしまったわけではありません。
何かに「ワクワク」したらきっと好奇心がうずいている証拠。
いつの頃からか「当たり前」になってしまった景色。
どんな景色でも子供のような好奇心で接することができれば
人生はより素晴らしいものになるのかもしれませんね。
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